2013年5月30日木曜日

経済の哲学002 アベコベノミクス

経済活動の原点は、不足を満たすことだと思います。

なにが不足(需要:ニーズ)か、どのように満たすかをしっかり目的を意識して行動することが、とても大切ではないでしょうか。

バブル経済(つまり不動産と株価の異様な値上がり状態)というは、一種の博打が生み出した姿です。

マネーというのは、一種の「信用」を「数字情報」という形にしたものなので、物理的には紙幣印刷や情報更新により作り出せるモノです。

人間の気持ちなんていうやつは”現金なもの”で、気分が案外マネーにより左右されます。
だから、どーんとお金を印刷して回すだけでも元気が出るはずです。

しかし、それでいいのでしょうか?

最近の「アベノミクス」といわれる政策は、バブル経済の匂いがします。

相場というものは、損をする人と儲ける人がいます。
喜ぶ人々も悲しい人々もプレイヤーとしては必要です

最近良いニュースがあります。

日本は、交通事故死者数1万6765人(1970年)を、僅か42年で4分の1以下、4411人(2012年)まで減らしました。奇跡のような目的「交通事故死0」の実現が夢でなくなってきましたね。

わたしは、本当に人々が心から共有できた「目標」というのはすごく強いと思います。
なぜなら、目標が決まると自主的に、様々な「役割」を担おうとする人々が出現し、実際に努力を惜しまず活動に参加するからです。

その場合、順番は

1.「どうなりたいか」目的を明確にして、みんなで共有する
2.それを実現するために、みんなが「やれること」を決めて実行する

でしょうね。

なによりも、しっかり「目的の旗を立てて共有する」ことを優先すべきだと思います。

「やれること」を優先し、向かっている先に何が見えるのかわかりにくい最近の様子を、私は密かに「アベコベノミクス」と呼んで、バブルの再来を懸念しています。


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